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常にクリエイターでいたいがアーティスト傾向が高い人間の考えまとめ。自分が読み返して、面白かったりタメになったりしていますように

これからもスーパー戦隊シリーズはそんなに変わらないんじゃないか?

(すいません。情報ソースをちゃんと探したかったのですが見つかりません。なので殆ど自分の記憶で書きます。)

「全体的に宇宙戦隊キュウレンジャーへのネタバレ。また快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャーへの言及。スーパー戦隊シリーズ以外の特撮番組への記述あり。」

スーパー戦隊シリーズはこれからもあまり変わらないんじゃないか?と言う懸念がある。

なぜそう言えるのか?は順を追って説明させて欲しい。

まず「宇宙戦隊キュウレンジャー」は最初から9人組と言う大所帯。しかも着ぐるみと人間の混合と言うことで自分は期待していた。
しかし少なくとも自分としては想定していたよりも面白くなかった印象を受けた。
理由は次のようにある。

・9人組でもキャラとキャラの組み合わせが変わることで、ストーリーに幅があるとプロデューサーが言っていたのに、実際はほぼ同じ組み合わせでしかない。

珍しかったのが「闇落ちするナーガの前触れ」になるハミイとナーガの会話くらいで、

「スパーダとラプター283」「ナーガとバランス」「チャンプとスパーダ」と固定の組み合わせが目立つ。

・徹底的にスティンガーを追い詰めていたスコルピオが、最後スティンガーり毒を抜いた理由が分からない。
キュウレンジャーの中に影の薄いメンバーがいる。
・「一人ひとりがスーパースター」とか言う割には、ラッキーの活躍が前によく出てきているため、他のキュウレンジャーに割く時間がない。
・そんなにキュウレンジャーのメンバーそれぞれの戦い方に差がない。

「やっと面白くなってきた」と思ったらなんかそうでもないし、終盤はさすがに面白かったけど全体的になんかなーと言う感じだった。

また放送前にあった、「9人組だから影の薄いメンバーが出るんじないか?」と言う不安も、
『忍者キャプター』とか『超星神シリーズ』など多人数の特撮シリーズが先にあるから、あれから脚本も洗練されて影の薄いメンバーはいないかもしれないと思っていたが、そうでもなかった。

プロデューサーがメンバーの違う組み合わせで楽しめると言ってた割に、
番組後半のメイン脚本家のインタビューで「(最終的な人数)12人もいるし一年間で個々の活躍に避けれない。」「9人もいる時点で難しいと思っていた」「次の戦隊ものはもう9人ではしないだろう」
と言っていたし、意思の疎通ができていないと感じた。

またネットの指摘で、チャンプとオウシブラックの着ぐるみが使い回しが多いことにやっと気づいて「中途半端だなー」と思った。(他の着ぐるみメンバーは少なくともチャンプほど使い回しもないのに)

また明日放送される次の新戦隊「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」は、
新規戦隊2つの対決の割には、変身道具が同じだしそれぞれのロボも似たようなものだし、しかもマスクの形がルパンレンジャーとパトレンジャー共に同じ。

『新シリーズは偉大なるマンネリから脱却し、史上初のW戦隊で新機軸に挑む。』https://animeanime.jp/article/2017/12/27/36358.html
と言うけどこちらも中途半端だなーと感じた。

(今までと違うかどうかは見る前から早いんじゃないか?)と言われるかもしれないが、キュウレンジャーが今までの戦隊と装いが違うのは、番組開始前の情報から言われていたし、「新しく感じる」ものは大抵そっから、分かるんじゃないだろうか?

で「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」と今までと決定的に違う所を期待するとしたら、

・どこまでガチで2戦隊が戦うか?

・ストーリーが全体的にシリアスがどうか?(明るい要素でどう、シリアスをごまかしてるかどうか?)

になるが前者はいくらダメージからそれの回復がデフォルメされてる特撮もの言えど、あんまり戦うと共闘に響く。(恐らく頻繁に共闘するのだろう。)

まあ他にも決定的に違うと予想できる所があるかもしれないが、ここまで。

しかしそれらは大人目線で思うもので、メイン視聴者の子供からすればあんまり違うとメイン視聴者の子供達が混乱するから、ルパンレンジャーとパトレンジャーに共通する所が多いかもしれないし、キュウレンジャーのメンバー同士の組み合わせが固定していたのも同じ理由かもしれない。

(だからと言ってもチャンプとオウシブラックはそりゃないだろって感じだが)

で子供たちに合わせ『決定的に違うと言った感じを最低限の要素で成り立たせる』と言った場合、これから先もスーパー戦隊シリーズはあまり変わらないんじゃないか?と言う風になる。

今までのスーパー戦隊シリーズで細かな違いは無数にあるが、んなもん(俺の忘備録に書くが誤字じゃない)は当たり前で、だからたまに改革を起こそうとしているのはプロデューサーの発言の節々で分かる。

しかし実際はそりゃプロデューサーも子供達などの視聴者のことは完全に読めないから、こう言う思ったより差が生まれていない事態が発生していると。