正解を言わないのもやりかたの一つ
私が小学生の時、行事の準備か何かで当時の担任の先生に「先生、
すると「自分で考えろ」と言われて、以降は手伝う時は自分で考えるようになったしそれが普通だと思った 。
ところが高校の頃授業で見た「ドキュメントX」の、 流出された重油を取り除く話で小さな女の子が「何をすれば良いで すか?」と大人に尋ねると、その際(厳しい事を言われた) とかナレーション振りの次に「自分で考えろ」と返された。
この時初めて「ああ。自分が言われた事は厳しい事だったんだー」 と感じた。
あれ以来場面場面で「あの教えが活きてる」と思ったし、 また正直他の人はそう考えてないようなーと思った事もある。
特に消防士が火事が発生してるのに、出ようとしない。なぜなら「 出動しろ」と言われてないからと言う話( ディテールが細かく違うかもしれませんが)を聞いた時は驚いた。
またパソコン系専門学校で学んでた時、 プログラミングの先生はプログラムの書き方の間違いを指摘しても 、正解は教えなかった。(ヒントは出していた)
その先生が言ったが「直接答えを言うと自分で考える力を失う」とクラスに向かって答えた。
自分はその答えを聞かなくても、理解していたと思う。
今の時代は『直接アドバイスを貰う事』が正しいみたいに言われているようで、疑問を感じる。(違うのかもしれませんが)
直接正解を言われなくても、自分で答えを導き出す能力が必要なんじゃないか?と感じる。
もちろん直接答えやアドバイスを貰った方が楽だし、自分で考え直した答えが否定される事もある。
だから必ずしも正しいとはもちろん思わないし、『直接アドバイスを貰う事』に逃げたくなり、「自分で答えを出さないと君の独自の感性は失うよ」みたいに言われた事もある。
また『正解を言わない』のは、その人が単に面倒臭いからと言う場合もある。
しかし上にも書いてある通り自分で考える力を出して欲しいからと言う事もあるので、『正解を言わない』=間違った考えとは思わないで欲しい。
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