犯罪に巻き込まれそうなもの含む情報の是非よりも周りの熱

『DEATH NOTE』と犯罪の関連性について紐解きたいと思います。

なお『DEATH NOTE』と紐解くと言っても序盤の内容だけなので、DEATH NOTEの内容にガッツリ触れる人に期待している人はその声に応えられません。

とりあえずネタバレが嫌な人を考慮して本編は「続きを読む」からでスタートしたいと思います。

『DEATH NOTE』では主人公・夜神月がすぐに釈放など軽くで済まされる犯罪者に対して、DEATH NOTEを使って次々と処刑していました。

ところがその法則性に気づいたLが「お前を特定したぞ」的に夜神月本人に向かって言い、夜神月は見破られた法則性をごまかすなどして泥沼の戦いを繰り広げます。

Lがもし「お前を特定したぞ」的に夜神月本人に向かって言わなければ、より特定され即刻逮捕になっていたのでは?と思います。

犯罪と言うのは法則性があります。警察等が「この犯罪は◯◯と言う法則性があるので防衛しましょう」と資料を配りますが、その資料も犯罪者が見る事で法則性をごまかして手口が巧妙になるのでは？と心配しています。

昔自分は雑談で人に「警察は犯罪者の心理を突くけど、犯罪者は一般人の心理を突く」と言った事があります。

警察は犯罪者と言うクローズドな人達の心理を突くけど、犯罪者はそれよりも広いエリアの人達の心理を突くから、多くの人が犯罪に巻き込まれるわけです。

手口が巧妙になる法則性があやふやになれば、余計に犯罪者は多くの人に被害を与える事になります。

しかし警察等が犯罪に巻き込まれないようにする資料を配らなければ、自ら防衛できないので何とも言いようのないものもあります。

だったら自衛の資料を、一般人の中に潜んでいる犯罪者に知られないようにする為に、秘密裏に配れば良いのでしょうか?

犯罪者が犯罪するための資料を秘密裏に配るのは犯罪の温床ですが、自衛の資料は犯罪の温床にならないと言い切れませんが、これ自体は別に決して悪い事ではありません。

自衛の資料をクローズドに渡したら犯罪者に知られる可能性がぐっと減ります。しかしその分守れない人が多くなりますし、ほぼ確実に人を守りたいからと自衛の資料を許可されていない人達に配る人も出てきます。

だからLみたいに一人一人が犯罪の共通性を発見すれば良いのですが、犯罪に巻き込まれる一般人の大多数は犯罪者の頭を上回るほどの思考力を持ててません。（当然、自戒を込めて自分も含めてです）

ですから犯罪とかの範囲を超えて、最新の自衛の資料を読むなどして知識を付けて、怪しいかどうか点数付けていくとまだ良いのかなと思います。

例えば昔携帯電話会社のドコモが、地域の人に説明会みたいなのをやると言って呼びかけ参加した人にドコモダケプレゼントするのがありました。

知らない会社だったら地域の人に説明会みたいなのをやると言って、呼びかけ参加した人にグッズプレゼントだったら怪しいのですが、

誰もが知る携帯電話会社のドコモだから怪しさを上回りました。（ちなみに問題になったとか聞いてはいません。）

ただ有名企業に偽る悪徳会社もいるので、本当はドコモじゃなくド・コモと言う所が説明会をして、参加した人にグッズをプレゼントするとかあり得そうです。

「有名企業に偽る悪徳会社もいるから注意しな」が最新の自衛の資料です。

知識を付けて、怪しいかどうか点数付けていくのは誰もがやっている事のように見えますが、しない事もあります。

フェイクニュースに踊らされ拡散と言うのがありますが、それはフェイクニュースを信じなければ周囲の人に好かれないからです。

学校の噂が本当なのか嘘かはどうでも良く、ただ自分達が盛り上がりたいだけと聞きますがそれと同じです。

フェイクニュースと知って拡散を後悔する事もありますが、それはみんなが信じてるから私も信じてる。周囲の人の熱に浮かされていたからもあると考えられます。

資料の信憑性よりも情報の判断よりも、そっちに気が向いているからこうなります。

犯罪に巻き込まれるのも同じでネズミ講もそれのはずですし、自分が情報の判断が必ずしも出来るとは限らないように周りも同じです。

だからこそ人に情報を持ちかけられたら、その情報筋の裏はきちんと取っていくべきです。

また情報をプッシュする事も情報判断の一つとしたほうが良いです。

（「◯◯教は良いですよ。」「どこが良いのですか?」「なぜなら△△で□□で、とにかく☆☆だから！」【あー、この人妙に押しまくっているな‥】）