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(Webライターポートフォリオ用)『初対面の相手の心を掴む様々なルール』

Webライターとしてポートフォリオ用に、約6000文字の心理学関連記事を書きました。

マッチングアプリや心理学系の応募案件のために書いたもので、内容や文体や素材写真はそれを意識しています。

テーマは「初対面の相手と知り合うきっかけ」です。

そう言った意図なので、自分の本心や考えとはまた別です。

また特に女の人は、不快に思われるかもしれない内容なのかもしれません。

ちなみに自分が画像素材の下にそれの元URLを載せる理由は、自分が出処を判明出来るようにするためです。

タイトル「初対面の相手の心を掴む様々なルール」

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画像元:https://www.photo-ac.com/main/detail/23463646

魅力的な初めて会う人に何を話せば良い? ここでは初対面の相手の心を引きつけるテクニックをまとめた。

ハロー効果やメラビアンの法則と言った話すきっかけを掴むもの。また聞かれて欲しくない内容。盛り上がるきっかけをここでは紹介している。

一期一会の機会をものにしたいなら、一度読んでみて欲しい。

 

○会話のきっかけを掴む

会話のきっかけを掴むなら相手に興味を持ってもらう事が重要だ。

その内容とは次の事を大切にすべきである。

 

ハロー効果

ハロー効果とはその人に最も出ている特徴で印象が変わり、評価が変わる現象の事を言う。

ハロー効果のハローは英語では「halo」と書き、天使や神様にある後光や光の輪っか、その人の名誉などを意味する。

光の輪っかを見てその人の印象が大きく変わるかは実際に見てみないと分からない所だが、とにかく名誉などで評価が大きく変わりがちなのは間違いない。

例としては爽やかな印象を持つ俳優が以前まで評価が高かったのが、不倫報道の後は仕事内容も含めて評価や著しく下がったと言うのがある。

もちろん著名・芸能人のような名誉が無いとしても、ハロー効果を初対面の人に使う事はもちろん可能だ。落ち着いたトーンで話せば「誠実そう」と思わさせたり、クラブの場でちょっと使い古した靴を履くと「遊び慣れしてそう」と印象を与える事が出来る。

 

・素の自分とあまりにも違ってはいけない

ハロー効果を使う時は、素の自分からあまりにもかけ離れていない事が大切である。

例えば出会いの場で数万円の服で身を固めようと、普段はユニクロなど低コストのしか着ていない場合「この人はこれが通常の服装じゃない」と、見抜かれる人にはすぐに見抜かれる。普段の低コストの服と数万円の服自体から、既にかけ離れているので当然である。

また自分の事をペラペラ喋りすぎるのもNGである。

あなたが東大出身など名誉ある過去を持っていたとしても、それを喋り過ぎると「自信だ」と思い引いてしまう原因となる。

喋り過ぎるよりも相手の聞き役に回るのが大切である。

 

メラビアンの法則

メラビアンの法則は話す内容はそれほど重要ではなく、他の要素がコミュニケーションでは大事とされていると言う法則である。

具体的に言えば、メラビアンの法則では相手への印象は次のように決まると定義付けられている。

・言語情報(話している内容や言葉):7%

・聴覚情報(トーンや大きさなどと言った喋り方):38%

・視覚情報(自身の見た目や表情、体の使い方):55%

 

メラビアンの法則は、7-38-55ルール3Vの法則とも呼ばれおり、喋る内容は驚きのたった7%しかない。

つまり残りの93%である聴覚や視覚情報をしっかり制していれば、コミュニケーションは成功できているのは当然だ。

よく相手の言語が使えないのでボディーランゲージを使ったり丁寧に言ったら、上手く出来たと言う話を聞くが、このメラビアンの法則が上手く功を奏したと言う事になる。

 

・話す内容は軽視して良い法則ではない

ただしメラビアンの法則は話す内容を軽視して良いと言うものではない。

言っている内容に違和感が生じた時、相手は何で判断するかと言うものである。

 

つまらなそうに「ありがとう」と言ったら、感謝よりも相手は「いやいやでありがとうと言ってるんだな」と伝わるのはそれである。

言葉の内容と態度は一致させる事に気を付けねばならない。

 

○話せる内容を把握する

ハロー効果やメラビアンの法則と言った、心理学用語を学んだ。

これらは初対面でも良い印象を持たれやすくする方法であると言える。

次は初対面に上手く話し掛ける方法を学んでおきたい。

 

初対面でも話し掛けるには

一言でまとめれば『自分の質問に答えさせる事』が大切である。

例えば「お隣の席良いですか?」や「これについて聞きたいんですけど」は、『自分の質問に答えさせる行為』となる。

「今日は暑いですね」などベターであるが鉄板である、天気の話も同じ部類となる。

相手が特に嫌がらず答えてくれそうなものをチョイスしたら、会話のきっかけは掴んだもの当然である。

「ここには何回か来てるんですか?」→「いえ、初めてです」→「こう言う場はよく一人で行かれるんですか?」と、会話のキャッチボールを心掛けたい。

 

聞かれて欲しくない事とは?

 

当然聞かれて欲しくない事も出てくる。聞かれて欲しくない事は分かってるようで、分かってないと言う事もあるだろう。

だからここでは触れないのが無難な、聞かれて欲しくない事を取り上げる。

 

・宗教

日本の国自体は他の国と比べても、特定の宗教に強く影響を受けていないと思われる。それでも個人の場合は別だ。宗教の話に踏み込むのは禁物である。

日本は少なくとも表面的には信教の自由が認められおり、その分宗教の価値観が深い所で根付いている。

 

宗教は自分の価値観に影響を与えているものでもあり、宗教を自分の生き方の指針にしている人は多くいる。

だからその分他の宗教は耳に入ってこないと言う人もいるだろう。よってクリスマスの時期に「キリストの話好き?」と尋ねるのも、あまり賢い方法ではない。

また自分や親がある宗教に入っていて後ろめたい場合もあるなど、生半可に踏み込めるものではない。

 

・政治

政治も宗教と並んでデリケートな話である。同じ様に人の価値観に大きな影響を与えているものかもしれない。

確かに政治の話をすると盛り上がり、投票率が上がるなど期待出来るかもしれない。

しかしそれは一定以上仲良くなった人同士でやるものであって、初対面同士でやるものではない。

あなたが特定の政党を支持していたとしても、その人はそれとは対立関係の政党かもしれない。

 

・スポーツ

あるスポーツが好きなら、その特定の応援している選手やチームが存在しやすい。

一方のスポーツ選手やチームが好きなら、アンチの選手やチームがいる場合もある。

特に野球は、自分の両親が昔から好きで自身の価値観に影響を与えているものの代表格だ。

 

・芸能人

好きな芸能人について聞いたりするのもNGとなる。

例えばもし聞いてみて今大人気の若手芸能人だった場合、相手は「ミーハーだと思われたかも」と警戒するかもしれない。

また相手にミーハーじゃないと分かってもらうため具体的に言ったら、今度は「初対面でも周りに熱く語る人だ」とドン引きされる事態も起こしかねない。

逆にマイナーな人でも「誰それ知らない」と微妙な空気感を作り上げる。

 

・容姿

「芸能人の○○に似てる」や「顔が小さい」など容姿関連も避けた方が良い質問となる。

「私○○と比べて可愛くないし‥」と劣等感があったり、比較対象を出さずに容姿を褒めても「本当にそうかなー」と悩む人も少なくはない。

褒められた人自身が周りと比べたり、「目鼻立ちクッキリしてるとまた言われたけど、性格キツく見られたりしてそれ気にしてるから‥」と悩むかもしれない。

 

・個人的な内容

例えば「誰と暮らしてるの? 一人暮らし?」とどんなテンションでも聞くのはご法度級である。「親と住んでたけど親が借金取りに追われて一人になった‥」と言えば双方笑えない話となる。

また「若く見えるけど」と遠回しでも年齢について尋ねるのも禁止である。

アラサー以上になると自分の年齢に聞かれるが嫌になったりする。またアラサーでなくても「年齢で自分の価値観を計ろうとしている」「年齢で自分がどう対応するか考えてるかもしれない」と警戒される一因ともなる。

 

聞いても良い事は?

 

逆に聞いても良い事は? それはケース・バイ・ケースとなる。

例えば音楽が鳴り響くクラブやサークルの場など、聞いても良い事は場所によって変わったりもする。

音楽が鳴り響くクラブは性的にオープンである事が多く、多少容姿やファッションについて褒めても良いかもしれない。

またサークルの場では好きなテレビ番組や持ち物など、その場の空気感で変化するものでもある。特に持ち物はプライベートにも繋がる。

しかし一見そうしてもいいように場にいるからと言って、当然性的にオープンでなかったり、サークルの場でも持ち物を見られたくない人もいる。

天気の話でも『自分は寒がりだから他の人と同じ様に感じれる訳じゃない』と言う人もいるので、万人に言える絶対に聞いても大丈夫な質問は存在しない。

みんな機械やAIで出来た人間じゃないので、必然的に千差万別になるわけである。

 

この事を把握した上で聞きやすい事としては、やはりあまりプライベートではない話題になる。

仕事の話でも良いし、ニュースの話題もあり(ただしその時は中立的な立場を心がける)。また共通の空間に関する事など、プライベートに触れなければ完璧ではないが鉄則である。

 

○盛り上がるきっかけを作る

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話し掛けやすいきっかけや聞かれて欲しくない事、聞いても大丈夫な事を一通り学んだ。

盛り上がるきっかけは共通点を探したり、違う部分で盛り上がる事が大事だ。

それをここでは一つずつ解説する。

 

共通点

共通点の多さや深さは相手と盛り上がれるきっかけになり、話題性も獲得する。

例えば出身地や好きなテレビ番組、趣味など共通点が多く見つかればラッキーである。

さらに共通点の深さ、つまり偶然の一致度が高ければなお良い。

ゴルフが趣味で、たまたま同じ日に同じ場所で打っていたとかであれば、その偶然の一致度にお互いが盛り上がる。

 

共有体験をする

共有体験は例えば同じ空間で同じ様に楽しんでいる事でも良い。

共通点と共有体験の違う所は、共通点よりもより限定的な共感である。

 

例えばあるライブ終了後のオフ会も同じライブと言う共有体験をした事になり、そのライブ中のセットリストや演出は、口外禁止である事が多いと思うので秘密の共有体験となる。

またクローズドになればなるほど良い。相手がお酒慣れをしていなくて吐いてしまったのを介抱すれば、相手は他の人には知られたくないと考えられるので「二人だけの秘密」となる。

 

敢えて違う部分で盛り上がる

このように共通点で共感し合うのも大事だが、共通点や共有体験がないからと言って落ち込む必要はない。

敢えて違う部分で盛り上がるのも大事である。

 

共通点は探すのが難しい場合があるが、違う部分は探そうしなくても見つかりやすいものだ。

違う部分については自分から承認してあげれば良い。

例えば「趣味はK-POPです」と相手が答えれば次のように話す事が出来る。

K-POPテレビでたまにしか見ないのですが、NiziuとかBTSとかみんな勢いがあってすごいですよねー」

「そうなんですね。今注目のアーティストはいますか?」

このように、共通点がないからと言って盛り上がれないわけではない。

自分とは違う部分に興味があると言う意思表示を示せば良い。

 

○相手に自分の要求を呑んでもらう

 

さて今度はいよいよ相手に自分の要求を呑んでもらう方法だ。

単純に「連絡先を交換したい」と言うのも要求の一つになる。また心理学用語が続くが、引き続き聞いてもらいたい。

 

ドア・イン・ザ・フェイス

ドア・イン・ザ・フェイスとは最初に大きな要求をして、その相手が感じる罪悪感を使って本命の小さめの要求を言う方法である。

あまり仲良くなっていない内に「ここを抜け出して二人きりで会わない?」と尋ねると、相手は「これは無理」と思うと同時に、断ったと言う罪悪感が出る。

すると今度は「連絡交換はしない?」と聞くと、「さっきの要求は断ったしこれくらいは‥」と思って、連絡交換に応じるのである。

普通に頼んでも連絡交換に応じないような相手にも、ドア・イン・ザ・フェイスは使いたい。

またドア・イン・ザ・フェイスは何度もオーバーな要求と本命の要求の間に、小さな要求をし続けたりもする。

 

・しつこく使わないのが大切

ドア・イン・ザ・フェイスでは最初のお願いと本命のお願いは関連性がないといけない。

また同じ相手に何度もドア・イン・ザ・フェイスは使わない。当然小さな要求をし続けると罪悪感よりもしつこいと言う感情が上回る。上のような小さな要求をし続けるのは、相手にそう感じ取らせないのが前提だ。

しつこいと思われれば罪悪感も無くなってしまうわけである。

 

フット・イン・ザ・ドア

ドア・イン・ザ・フェイスとは正反対の法則も存在する。

それがフット・イン・ザ・ドアで、こちらは小さな要求から始める事である。

ドア・イン・ザ・フェイスのように、大きな要求で相手を警戒させる事は希薄だ。「隣に座っても良い?」と訪ねるも、小さな要求となる。

その要求を受け入れたと言う事は、相手はその分心を開いた事である。そしたら次の段階の「相手と話したい」と言う要求も呑んでくれる確率が高くなる。

また相手には「一貫性の法則」と言う心理が働くようになる。相手の要求を受け入れたから、今度もまた相手の要求に応えたいと言うものだ。また『態度が一定しないと思われたくない』の考えも働いている。

 

・最初の要求は小さくし過ぎずズレも起こさない

本命のお願いがある場合、最終的な要求と比べて最初の要求から小さくし過ぎない事が大切である。またズレてもいけない。

例えば最終的にホテルに誘い込みたい場合、「1分間だけ話せない?」と頼むのも小さすぎてゴールまでの段階が踏みづらくなる。

また「相談に乗って欲しい」と頼んでからこのようにお願いすると、「相談に乗って欲しいからホテルに!?‥」と困惑する要因となる。

 

エスの法則

エスの法則とは相手に次々と同意させる事で、断りづらい雰囲気に持ってこさせる法則である。

先ほどの「一貫性の法則」が使われており、このイエスの法則も自分の態度を一貫させたい気持ちを利用したものである。

エスの法則では確実にイエスと答えてくれるであろう、複数の質問を用意する事が重要である。

「ちょっと疲れてきたね」や「もうこんな時間か」、「人混みが多くなってきたね」など「イエス」と答える質問を用意する。

またそれまでの道筋となる質問を、逆算で考える事も欠かせてはならない。

 

(まとめ)あなたを気に入ってくれる人は必ず存在する

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https://www.photo-ac.com/main/detail/23129366



これを読んで実行すれば必ずものにできるわけじゃない。しかしものにできる、初対面でも気に入ってもらう確率が増えるのは間違いない。

もう一度言う。

あなた自身の実行力で、あなたの事を気に入ってくれる魅力的な人は必ず存在する。