「#GratefulForTheHeroes絵」について批判しているなら、その場限りでなくもっと考えを広めてみてはいかがだろうか?
ツイッターでは今「#GratefulForTheHeroes絵」と言って、医療関係者を励ます絵を描いて応援する話題になっている。
それ関係の絵を描いて、しかし実際は『医療関係者の自分達はヒーローじゃない!!』と言って怒っているが、反対に「嬉しい」と喜んでいたりもする。
自分は別にそれ自体は悪くないと思う。
逆に東北大震災が起きた直後に、施設に大量の励ます絵が配られたとか言う話しを確か引き合いに出している人もいたが、この事自体は悪いと考えている。
なぜなら東北大震災のは押し付けで、その運動は押し付けじゃないからだ。
施設に頼んでもいない物理的な物が届いても邪魔になるが、ツイッターで「#GratefulForTheHeroes絵」を付けて絵を描く事自体は押し付けじゃないからだ。
ようするに好きでやっている。
ただそれを「見て見て!」と言った感じでリプしたりして、何とか見せようとしたらそれは『押し付け』になるしそれだったら分かる。
ただ『医療関係者の自分達はヒーローじゃない!!』と言ってる人達は、リプとかで送られているわけじゃないのにそう言うハッシュタグがあると言うだけで、怒っている人が多いのだろう。
また自分達が”ヒーロー認識”されてしまいそうなのが、すごく嫌だから怒っているわけなのである。
とは言えその思考を、もうちょっと考えを広げてみてはいかがでしょうか?
「ヒーローだからって、祀り上げないで!」は、もしかすると芸能人達も案外思っているのではないのだろうか?
『○○さん(芸能人やグループの名前)、今日もありがとう』と言ってその人の写真を勝手にアップして、『人のものを勝手に使わないで! 私はそうされて喜ぶ聖人じゃない!』と思っている人もいるのかもしれない。
似顔でも肖像権に該当するし、そうすると余計今回の「#GratefulForTheHeroes絵」に通じるものになるわけである。
芸能人はそうされるのも含めて仕事だから、プロだったら嫌と感じるのはお門違いと考える人もいるかもしれないが、だったら医療関係者も人を支えて「ヒーロー」とか感謝されるのがプロだからお門違いだと言えそうだ。
似顔絵や写真を使った芸能人感謝と「#GratefulForTheHeroes絵」の違いは、肖像権や著作権の違いである。
それと今グーグルが載せているこの絵
新型コロナウイルス 私たちにできること - Google 検索
も、「#GratefulForTheHeroes絵」にならないだろうか?
とりあえず医療関係者でなくても「#GratefulForTheHeroes絵」で怒っている人は、好き勝手に芸能人のコンテンツを使ってありがとうと感謝を表す事について考えてみてはいかがだろうか?