統制は安心感を与えるために存在する
グーグル検索も地上波テレビのニュース報道も、情報を制御して私達はある種の安心感を感じているのかもしれない。
グーグル検索をすれば個人のアフィリエイトブログや、企業や個人・小規模経営のお店のサイトばかりが出てきたり、昔のように羽根を伸ばしたかのような、思い思いに書いた文章に辿り着くのが難しい。
地上波テレビのニュース報道も「なぜ○○ばっか報道して、今起こっている重大なニュースに触れないの!?」とよく言われる。
今ジャニーズの事などで問題になっているが、地上波テレビのニュース報道がほとんど触れていないが、その例だ。
地上波テレビのニュース報道だけでも数が多いのに、まるで均一に同じニュースをどれもが取り上げ、多様性がない。
しかしもし雑多多種に情報が出たら、私達は混乱するかもしれない可能性がある。
グーグル検索で昔みたいに個人の電波的思想の垂れ流しが多くヒットしたり、倫理に反したりするようなものが出たら、若年層も困惑して尾を引くと思われる。
地上波テレビのニュース報道も「なぜ○○ばっか報道して、今起こっている重大なニュースに触れないの!?」と言われないくらい、多種多様に情報を流せば世の中の物事を見る基準さえ分からなくなる。
「○○の発言はおかしい」と言われれば、『おかしい』を発端とした○○の発言について考えるようになるが、色んなニュースを流せば何を物差し日常生きていけばいいのか?不安になる。
今だったらジャニーズもTwitter検索すると、普通の雑談の書き込みのほうが見た感じ多い。
またこの場合は日本政府が主立っているが、コロナについてもうやむやにして、形だけでも収束をしようとしているのかもしれない。
10年以上前なら原発漏れで騒がれたが、もうみんな気にしなくなってる。
原発漏れ直後の時、これからどうなるんだの勢いだったが、あれもうやむやな感じになって『原発コロナ禍』前にとっくに戻っている。
この出来事も今も垂れ流しで報道すれば、ジャニーズ・コロナ・原発。
この三種類について気にしなくてはいけなくなる。(コロナはまだ強く気にしているが)
多種多様な情報に触れたかったら、Twitterとかはてブロとかローカルなサービス内検索。
もしくはニュース記事サイトを見るなどある程度、自分で多種多様な情報に触れる姿勢を作らないといけない。
(それでも広告やSNS。5chまとめサイトの他まとめサイト更新情報一覧みたいに、普通に飛び込んでくるが、こう考えるとネットは異質だな)
グーグル検索も地上波テレビのニュース報道も、結局は極端に言えば触れる情報を統制するために存在して、世の中の真実に知ってもらうための役割はさほどない。