なぜフェイクニュースを信じる?
なぜネット上の誰ともハッキリ分からない、信憑性が薄い情報を信じるのでしょうか?
色んな理由が考えられるかもしれませんが、とりあえずこの2つが出てきます。
・話のタネにしたいから
その話が本当かどうかはさほど重要ではなく(本当は情報が正しかったら、もっと騒ぎたいと言う心理があるでしょうが)、ただ単にみんなと騒ぎたいから話のタネにしたいと言うのがあります。
・マスコミが明かしたくない情報があるから
そう言うのが本当にあるか実際には分かりませんが、ほぼ確実にあるはずです。
みんなそうやって思っているから、匿名性が高い情報であろうと信じたくなります。
フェイクニュースを無くせと言いますし、実際に自分もそう思います。
しかし実際にマスコミが明かしたくない情報がある事が否定出来ないので、信憑性が薄い情報を信じたくなる事があります。
話のタネにしたいと言うのも、結局はそう言う「マスコミが流しているのが本当とは限らない」と言う共通の意識があるからですし、フェイクニュースかどうかは実際には分かりません。
またフェイクニュースを無くせと言っている場所がマスコミのように大きいほど、「明かされたくない情報を潰せ」と言ってる側面があるのかもしれません。
ですがそれでも、信憑性が薄い情報を『本当だ』と結論付けないべきです。
また『恐らく本当』と『本当だ』の2つ言葉を比較しても似てるようで、かなり違います。
ただ伝言ゲームみたいに『恐らく本当』や『かなりの確率で本当』が、『本当だ』と言うニュースとして伝わる側面があると思います。
その上で伝える側も『信憑性が薄い情報』だと言われたら『信憑性が薄い情報』だと伝える。
『恐らく本当』だと言われたら『恐らく本当』だと伝える、ちゃんとした意識が必要です。
『恐らく本当』も『信憑性が薄い情報』も『本当だ』と伝えたら、フェイクニュースも教える事になり、「明かされたくない情報を潰せ」と思ってる側に付け入る隙を与えられます。
『信憑性が薄い情報』だと言われたら『信憑性が薄い情報』だと伝える。
『かなりの確率で本当』だと言われたら『かなりの確率で本当』だと伝える。
そうやって伝えて言ったら、真実の情報が明かされる確率が増えるのではないでしょうか?